地域情報 REGION

常滑市の小学校の特色ある授業を紹介!焼き物以外にも楽しい授業がたくさん!

常滑市立の小学校校舎前の風景、海外交流の取り組み紹介

常滑市に限らず、小学校では生活科や社会科、総合的な学習の時間を使って自分の住む地域について勉強する機会があります。

実際に地域の産業を体験したり、外部講師を呼んで行う出前授業をしたりします。

常滑市の場合、有名な産業としてまず挙げられるのは、やはり常滑焼の陶芸体験ではないでしょうか。

常滑市の小学校では、常滑焼の作陶体験がどの学校でも体験できます。

体験する学年は、3年生や5年生が多いようです。

ほかにも、中部国際空港の添乗員さんが行うチェックイン体験の授業や常滑市に本社があるLIXILのオンライン工場見学があるなど、地域に根ざした授業が行われています。

しかし、常滑市にはそれ以外にも特色ある授業が行われているのです。

本記事では、小学校教員経験のある筆者から見て、特色のある授業や取り組みを3つご紹介します。

常滑市立鬼崎北小学校、鬼崎南小学校の海外交流の取り組み

常滑焼の作陶体験で児童が陶器の成形に取り組む様子

1つ目に紹介するのは、鬼崎北小学校と鬼崎南小学校で行われている海外交流の取り組みです。

鬼崎北小学校では、6年生がタイの学校の子たちと手紙のやりとりをしています。

手紙で簡単な日本語が書いてあることに驚きながら、タイの言葉であいさつしたり、自分の名前を書いたりして交流を深めていました。

鬼崎南小学校ではTSIE事業でマレーシアから6名の児童と3名の先生が鬼崎南小学校の学校生活体験に来ます。

TSIE事業とは、Tokoname City Students’ International Exchange Conference Associationの略称で、世界の子ども達とのふれあいの中から手軽に他国の文化を経験し、理解する機会を与える取り組みです。

その1つとして、鬼崎南小学校ではマレーシアの子どもや先生をショートステイで受け入れています。

マレーシアの文化を教えてもらったり、鬼崎南小学校の子どもたちがソーラン節を教えたり、お互いの文化を体験しながら理解を深めるのが特徴です。

 

日本でも、海外の都市と姉妹都市になっている場所はいくつかあると思いますが、常滑市の鬼崎北小学校や鬼崎南小学校のように、海外交流があって、深い関わりをしている学校というのは多くありません。

なかなか触れられない文化について、学校で経験できるのは嬉しいですよね。

常滑市立小鈴谷小学校の小鈴谷プロジェクト

子どもたちが野菜を切って調理準備する授業風景

2つ目に紹介するのは、小鈴谷小学校の卒業に向けた取り組みの一環として行っている「小鈴谷プロジェクト」です。

令和7年度は「小鈴谷スペシャル『究極のハンバーガー』を作ろう」というテーマで、地域の食材を使用した調理実習を行いました。

地域の方からハンバーガーの具を提供していただき、作り方を聞きながら自分たちでハンバーガーを作るという取り組みです。

当たり前ではありますが、学校では教科書に載っている内容をもとに授業が進みます。

小鈴谷プロジェクトのように、教科書に載っていない調理実習の取り組みができる学校は少ないし、自分たちでテーマを決めて取り組める楽しさがありそうです。

また、地域の食材を使って行うことで地産地消の考えが自然と身につき、地域の方との交流のきっかけ作りにもなります。

常滑市大野小学校の学校全体でテーマを決めた取り組み

小学校の授業でみんなで学ぶ児童の様子

3つ目に紹介するのは、大野小学校の学校全体でテーマを決めた取り組みです。

大野小学校では、1年の中でテーマを決めて学習や掲示に取り組む活動をしています。

令和7年度のテーマは「宇宙」で、高学年ではJAXAの動画を見て宇宙生活で必要なものを考えたり、1年生の図工では宇宙の絵を描いたりしているのです。

さらに、夏休みには大野小学校で作るオリジナル宇宙トランプに使う柄を募集し、実際に児童のイラストを使ったトランプを作りました。

作ったトランプは各クラスに1つ、イラスト採用者に1つ配られ、みんなで作ったものをみんなが使えるように工夫されています。

1年を通じたテーマに沿っての学習は、学年が違っても話せる共通の話題になるし、その分野についてもっと知りたい!と学びを深めるきっかけにもなるよい取り組みだと感じました。

ただし、この取り組みは大野小学校だからできるというわけではなく、先生たち(なかでもおそらく校長主導)の取り組みであると推測されます。

先生が異動したときに実践が終わってしまうかもしれないことには注意が必要です。

常滑市の小学校には特色ある授業がたくさん!

常滑市の小学校には、焼き物以外にも特色のある授業がたくさんあります。

ほかにも、3年社会科の授業の一環で七輪に火をつける体験や田植えや稲刈りの体験、修学旅行前に仏像の見方を勉強する出前授業など、各学校さまざまな取り組みを行っています。

詳しくは、各学校のホームページの学校日記を見ると、日常の取り組みがよくわかるので、自分の子どもが通う予定の学校をチェックするのがおすすめです。

LINEで相談

メールで相談

電話で相談